医療コラム

第4回:旬の食材を食べよう 10月の旬食材 「鮭」

日本人が最も食べる魚 鮭

農林水産省によると、鮭は日本で最もよく食べられている魚だそうです。そんな日本の食卓でよく見られる鮭は主に「白鮭(シロサケ)」を指します。白鮭は9~11月までの間に生まれた川に戻って産卵します。生まれた川に戻るため東北や北海道沿岸によってきた白鮭を「秋鮭」「秋味」と呼び、この時期が旬となります。川に遡上する直前の秋鮭は脂がのって、最高に美味しい状態です。メスは卵(筋子)をたくさん抱えており、筋子やいくらも旬の時期です。身の色が赤いため赤身の魚と思われがちですが、鮭は白身魚に分類されます。他の白身魚に比べると脂がのって旨味が強く、また鱗を除いてすべて食べることができるため捨てるところがない魚と言われています。

おいしい鮭の選び方と保存方法

おいしい鮭を選ぶときのポイントは
「弾力」「色」「水分」です。
弾力…身がしまっていて、ふっくらしているもの。
色…皮はきれいな銀色、身は鮮やかなオレンジ色。
水分…水分が出すぎておらず、表面だけが潤っているもの。

冷蔵保存の場合は2〜3日、冷凍保存の場合は2〜3週間を目安に使い切りましょう。冷蔵保存の場合は水気をふきとり、ぴったりラップをして冷蔵します。購入した当日中に使う場合にはパックのまま保存が可能です。冷凍保存の場合は、1切れずつラップで包み、保存袋に入れます。使うときには冷蔵庫内で自然解凍がおすすめです。

鮭の栄養素

鮭は低カロリー・低脂質であることに加え、消化吸収されやすい良質なたんぱく質が主成分です。さらに、抗酸化作用のあるアスタキチンサンや、ビタミン類、生活習慣病の予防に役立つ必須脂肪酸であるEPA・DHAを豊富に含んでいます。

【アスタキサンチン】
鮭の赤い色素成分のアスタキサンチンは、ビタミンCと比べて約6,000倍もの強力な抗酸化作用があり、紫外線による肌のシワ形成を抑制する働きがあると言われています。また、目の疲れを和らげる作用や筋肉の疲労を回復する作用もあると言われています。

【EPA・DHA】
鮭に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)と、EPA(エイコサペンタエン酸)という脂肪酸は血液の流れをサラサラにしたり、血管を若返らせるなどの効果があることから生活習慣病の予防のために注目されています。

【ビタミン類】
鮭には多くのビタミン類が含まれますが、その中でも特にビタミンB群とビタミンDの含有量に優れています。ビタミンDはカルシウムの吸収を促進する作用があるため、骨粗しょう症の予防にも役立つと言われています。

旬の鮭をおいしく食べるレシピ

鮭ときのこのチーズ焼き
材料(2人分)
鮭…2切れ
エリンギ…50g
しめじ…50g
玉ねぎ…1/2個
ミニトマト…4個
バター…10g
しょうゆ…大さじ1
とろけるチーズ…40g
刻みパセリ…少々

カロリー254kcal
食物繊維3.0g…食塩相当量2.1g



①エリンギは半分にして斜め薄切りに、しめじは根元を切り落としほぐす。玉ねぎは薄切りにし、ミニトマトは半分に切る。
②フライパンにバター半量を中火で溶かし、鮭を軽く焼き色がつくまで両面を焼き、取り出す
③残りのバターでエリンギ、しめじ、玉ねぎをしんなりするまで炒める。しょうゆをまわし入れ、全体に混ざったら広げて②と半分に切ったミニトマトを上にのせる。
④チーズをかけて蓋をし、チーズが溶けたら火を止め、器に盛りつけパセリをふる。

POINT:カルシウム豊富なチーズと吸収を助けるビタミンDが豊富な鮭を合わせた、育ち盛りのお子様や、骨の健康が気になるご高齢の方にもおすすめのメニューです。
発行元:
フィブロ製薬株式会社 〒107-0052 東京都港区赤坂1-5-12第2虎ノ門ビル3階
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